飛行機の座席はどっちがいいの?

飛行機旅行の魅力

ライト兄弟が、人類初の飛行に成功してから早110年あまり、第1次世界大戦を機に、人類の飛行技術は目を見張るものとなっています。
なんといっても飛行機は、道路を必要とせず、空中をひとっ飛びするのですから、目的地へと最短で到達することができます。

これまで、数週間から何カ月もかかっていた旅行が、手軽に行えるようになり、国の垣根を飛び越えた交流も活発になりました。
飛行機旅行の魅力は、それまで成し得なかった空を自由に飛び交うことができることです。
時間も節約できることから、国内旅行を始め海外旅行も気軽にできるようになり、旅行の選択肢も随分と増えてきました。

前方が人気

初めて飛行機に乗られた方が、まず最初に驚くことは、実際に空中を飛び、綿菓子のような雲のじゅうたんを眺めた時ではないでしょうか。
普通に暮らしていては、決して見ることのできない光景は、まさに幻想的な空間といえます。
飛行機で人気の座席は、やはりほかの乗り物と同様に、前方が人気になっているようです。

前方の座席が人気の理由としては、エンジンより前に位置していますので、比較的騒音が少ないことです。
また、搭乗口の近くに位置していますので、飛行機の乗り降りが楽だということも挙げられます。
構造上の理由としては、後方の座席と比べてみると、比較的揺れが少ないのも人気の理由のようです。

窓側と通路側どっちがいい?

私たちが、旅行やビジネスで利用する航空機は、大きく分けて二つのタイプがあることをご存じでしょうか。
旅客機のタイプには、客室内通路が左右2本にわけられており、座席が横に7列から10列並ぶワイドボディ機があります。
そして、通路が中央に1本だけで、座席が横6列以下のナローボディ機とに分けることができます。

窓側の座席のよいところは、空の景色がよく眺められ、比較的ゆったりと座ることができることです。
また、隣の人が立ちあがった際に、自分が席を立つ必要もありません。
逆に道路側は、通路にすぐ寝られるほか、空間を利用しやすいのも利点です。
また、客室乗務員を呼びやすいというのも、メリットの一つとして挙げる事ができます。

子どもがいる場合

子供連れの旅行の場合、お子さんに注意しておかなければ、様々な不便やトラブルを招く恐れがあります。
快適な旅を送るためにも、座席の指定はしっかりと考えて行いましょう。
赤ちゃんの場合、親御さんは通路側に位置する事で、化粧室へも行きやすく、乗務員も呼びやすいといったメリットがあります。

ある程度お子さんが大きくなれば、飛行機の中でおとなしくできるよう、窓側の座席を選ぶと良いでしょう。
窓から景色を眺められるほか、窓側は壁にもたれることができますので、疲れにくく子どもが退屈しません。