車を買う前にタイプと種類知っておこう
車は様々な種類とボディタイプに分かれています。一目見て「〇〇だ!」といえるのは、よほどの車好きでなければ見分けるのは難しいのではないでしょうか。
車は用途にあわせて形を進化させているため、ボディタイプを見ればどのような車なのかがわかります。
そこで、今回は車のボディタイプと種類について説明していきます。
ボディタイプによる車の分類
車のボディタイプとは、車の外観を指します。見た目だけではなく車室や荷室の割合も重要になってくるので、用途にあわせて選ぶ必要があります。
セダン
昔から続くベーシックなボディタイプです。ボンネット・客室・荷室が独立しているため、3BOXとも呼ばれています。
他のボディタイプに比べ静粛性と安全性が高く評価されています。
ワゴン
正式名称はステーションワゴンといいます。
セダンに大きなトランクを追加し、より大きな積載量を可能にしました。荷物をたくさん積んで長距離を走る人におすすめです。
ワンボックス
ワンボックスは床下にエンジンが搭載され、ボンネットやトランクがなくひとつの空間で完結しているボディが特徴です。
内部空間が広く、多人数での移動や荷物の運搬に向いています。
SUV
SUVとはSport Utility Vehicle(スポーツユーティリティビークル)の略で、スポーツ用多目的車と訳されます。
車高が高く4WD仕様のため、アウトドアでの走行に長けた車です。路面状況を選ばない走行性能や多くの荷物を積むことができます。
同じSUVでもシティユースがメインの車種もありますので、注意が必要です。
クーペ
2ドアのスポーツカーを意味する車です。他のタイプとは違い、実用性よりも車で走る楽しさを目的として作られているため高い走行性能を重視しています。
駆動方式による車の分類
車のボディタイプ以外にも駆動方式による違いがあります。
FF・FR
FFとはフロントエンジン・フロントドライブの略で、前にエンジンがあり、駆動輪も前輪にあることを表しています。
FF車は機構がフロントにあるため、居住空間を広くしやすく、操縦しやすいメリットがあるため、一般的な駆動方式です。
FRはフロントエンジン・リアドライブの略でエンジンは前にあるけども、駆動輪は後輪にあるタイプです。
MR・RR
MRはミッドシップエンジン・リアドライブ、RRはリアエンジン・リアドライブという方式です。
MRやRRは駆動輪の後輪にあり、小回りがきき加速性能やブレーキ性能に優れるため、スポーツタイプの車に多く採用されています。
4WD
4ホイールドライブの略で4輪駆動を表しています。タイヤすべてにエンジンの力を路面に伝えるため、滑りやすい悪路を効率よく走ることが可能です。