東京に住んでいると車はあまり必要ない?!

品川駅

私の地元では車は必須です。
電車やバスの本数は多くなく、学生時代は1本乗り遅れると遅刻ギリギリでした。
そのため、高校卒業前に自動車教習所へ通い、運転免許証を取るのが地元では常識だったのです。
それが鉄道会社に就職し上京しましたが、その常識が覆されました。
東京の23区内に住んでいると、車が必要ありません。最近、会社の寮をでて駅から徒歩10分のアパートで暮らしていますが、電車に乗れば大抵の目的地にいけます。
電車もすぐに来るので待たずに乗れますし、終電も遅い時間までやっています。

東京で車を持つメリットはあるのか

では、東京の23区内で車を持つメリットはあるのでしょうか。私は必要ないと考えます。
車はあるにこしたことはないですが、なくても不便は感じません。

車は持っているだけで維持費がかかります。
税金や任意保険、そして、一番のネックは駐車場代ではないでしょうか。
近所にある月極駐車場の代金は4万円します。高いエリアだと6万円を超えるそうです。
月極の駐車場だけではなく、出かけたときの駐車場代も結構します。
商業施設に駐車場がない場合が多く、コインパーキングを探さないといけません。料金は20分200~300円が相場で2時間停めると1,800円もかかってしまいます。
無料なところがあっても「〇円以上買い物で30分無料」といった条件付きです。
さらに、ガソリン代やメンテナンス代なども出費がかさむ結果となります。

バイクに乗っていますが、休日に遠出するために乗るくらいしかなく生活の足ではなく、趣味の乗り物になっています。
車の運転は好きですが、コストを考えると車を持つメリットはありません。
カーシェアリングやレンタカーがあるので、車が必要な場面ではそれらを利用するといいでしょう。

維持費がかかっても車があったほうが便利なケース

23区内の交通事情やコストをもとに車が必要ないといってきましたが、持っていると便利なケースもあります。
それは子どもがいる家族世帯です。小さなお子さんがいると公共交通機関では周りに気をつかいます。赤ちゃんがぐずりだすと大変です。
座席に余裕があればいいのですが、そうでない場合、立ってあやすことになります。
車があればそのような気づかいは不要です。
また、子どもがある程度大きくなった場合、送迎にもつかえます。学校や塾が駅の近くにあればいいのですが、そうでない場合心配です。車があれば周囲の状況を気にすることなく送迎ができるのです。

私は今、独身のため車は必要ありませんが、家族ができたら持つかもしれません。
それまでは電車で十分です。