僕が電車運転士になった理由
電車に限らずバイクや自動車など乗り物が好きなのですが、今の仕事は電車運転士です。
男の子であれば、一度は憧れの職業にあがる電車運転士。
どうして、電車運転士になりたいと思ったのかというと、小さいころからの夢だったからです。
電車運転士になりたいと思ったきっかけ
私は子どものころから電車が大好きでした。週末になると父と一緒に線路沿いにある公園や陸橋で電車を眺めていました。
そのころから電車運転士になりたいと両親に言っていたそうです。
電車に乗る際は、いつも先頭車両で電車運転士が操縦する姿をいつも見ていました。
時が経つにつれて、電車だけではなく車やバイク、自転車等など乗り物全般にも興味を持つようになり、その手の本をよく読んでいた記憶があります。
中学生から部活動をはじめて、電車に乗る機会が増えて、電車運転士への夢が再燃しました。
電車運転士になるには高校卒業後、鉄道会社に入社し早ければ20歳から電車運転士になれると知ったのです。
ただし、高校から鉄道会社に入るには採用実績が必要で大学へ進学する前提の普通高校ではなく、工業高校や商業高校の採用が多いと進路の先生に教えてもらいました。
そこから、鉄道会社に入った実績のある工業高校へ進学し、とある鉄道会社に就職できたのです。
感じている使命感
鉄道会社に入ってからすぐに電車運転士になれるわけではありません。
入社後、駅務の経験を積み、養成所で訓練を受けて「動力車操縦者運転免許試験」に合格することで電車運転士になれるのです。
電車運転士になってからは、運転する電車が勤務ごとに違うので、勤務時間が不規則になることが大きなストレスです。
しかし、お客様にはそのようなことは関係なく、責任を持って安全に電車を運転させなくてはいけません。
特に首都圏はラッシュ時に1,000から2,000人が乗車しますが、少しでも遅れるとその後の乗り継ぎに間に合わなくなる恐れがでてきます。
そうなると、お客様には多くの迷惑をかけることになるので、ダイヤ通りに運行させる集中力が必要です。
そういったところに電車運転士としてやりがいを感じています。
今後の目標としては、将来的に新幹線の運転手になりたいです。
定刻通りに走る、停車位置にきちんと止めるといった技能や、事故にあった場合の対応能力などあらゆる面で正確なところにやりがいを感じたからです。
今は、新幹線の運転士になるために経験を積んでいる途中です。
努力を重ねていつか新幹線の運転士になれるよう頑張ります。