冬タイヤへの履き替えに挑戦
車の冬支度はお済みですか ?
車の冬支度は、本格的な冬がやって来る前に、やっておかなければならないものです。
特に日本海側は、冬到来が早く、雪が降り始めて準備していては、何かとトラブルの原因となってしまいます。
タイヤの空気圧やエンジンオイル、バッテリーやスノースクレーパーの準備など、何かとそろえるものが多いものです。
そのような中で、真っ先にそろえておきたいのが、冬タイヤやチェーンの準備です。
冬タイヤには、一般的なスノータイヤとラジアルタイヤがありますが、ラジアルタイヤの方が性能が上です。
また、以前冬タイヤとして、スパイクタイヤがありましたが、道路を削る粉じんの影響もあり、現在は使用禁止となっています。
冬タイヤのチェックポイント
冬タイヤは、一般的なタイヤよりも効果で、冬場のみ使用するということもあって、通年で交換しながら使用しているという方が多いのではないでしょうか。
もちろん、冬タイヤがワンシーズンしか持たないということはありませんので、数年間利用されることは当然のことです。
しかし、気をつけておきたいのが、経年劣化によるタイヤのトラブルです。
冬タイヤのチェックポイントとしては、通常のタイヤと同様に、溝の半分が削れてしまったら非常に危険です。
また、高質化による劣化は、冬タイヤの能力の低下につながりますので、スタッドレスタイヤのゴムが固くなってしまったら、すぐに交換を検討しましょう。
冬タイヤへの履き替えを手伝う
冬タイヤの交換は、通常のタイヤと同様、自分で行うことができます。冬タイヤの交換方法と、順序は以下の通りとなります。
・必要なものをそろえておく。(ラジアルタイヤ/L型Boxレンチ/パンタグラフジャッキ)
・ジャッキアップ (ギアはPに入れ、サイドブレーキを)・タイヤを少し持ち上げた状態でナットを緩めておく
・タイヤを数センチ程度上げた後、ナットを外しタイヤを外す
・タイヤ交換 (ナットを締める際には、対角線上に左右交互に占めていく)
・4本すべて交換すれば終了
作業は、必ず軍手をはめて行うようにしましょう。
またタイヤ交換後は、空気圧のチェックも怠りなく。
自分で作業が困難な場合は、ショップやディーラーに持ち込むのが一番です。
冬タイヤの交換時期と購入時期
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、タイヤメーカーが冬タイヤを生産する時期は、毎年9月ごろから始まります。
しかし、実際に店頭に並ぶのは、11月ごろですので、冬タイヤの交換時期と購入時期は、11月過ぎてから検討しましょう。
なぜかというと、11月前に冬タイヤを購入してしまうと、前の年のタイヤということになってしまうからです。
ご存じのとおり、タイヤはゴムでできていますので、大切に保管していても、購入した時点で常に劣化が始まっています。
ラジアルタイヤは、通常のタイヤよりも1.5倍ほど高価ですので、少しでも長持ちできるよう、ぎりぎりのタイミングで購入するのが一番だからです。